
ハングルは日本語でいうと "あいうえお" にあたる基本の文字になります。
韓国語の土台となるものですから
『しっかり頭に叩き込んでおかなきゃ!』と皆さん張りきってしまいがちです。
でも、実を言うとハングルを覚えるのに時間をかけすぎるのはオススメできません

徹底してハングルの勉強をするよりも、短期間で終わらせて実践に移るほうが何倍も効率が良いのです。
できれば3、4日で終わらせるのが理想的ですね。
『そんなの絶対無理・・・

と思われるかもしれませんが、今はまだ完璧に覚えられなくても大丈夫

文法や単語を学んでいくうちに自然と頭に入ってくるものなのです。
ではさっそくハングルについて詳しく見ていきましょう

母音
ㅏ ㅑ ㅓ ㅕ ㅗ ㅛ ㅜ ㅠ ㅡ ㅣ
ア ヤ オ ヨ オ ヨ ウ ユ ウ イ
(a) (ya) (eo) (yeo) (o) (yo) (u) (yu) (eu) (i)
合成母音
ㅐ ㅒ ㅔ ㅖ ㅘ ㅙ ㅚ ㅝ ㅞ ㅟ ㅢ
エ イェ エ イェ ワ ウェ ウィ ウォ ウェ ウィ ウィ
(ae) (yae) (e) (ye) (wa) (wae) (oe) (wo) (we) (wi) (ui)
子音
ㄱ ㄴ ㄷ ㄱ ㅁ ㅂ ㅅ ㅇ ㅈ ㅊ ㅋ ㅌ
(g,k) (n) (d,t) (r) (m) (b,p) (s) (ng) (j,ch) (ch) (k) (t)
ㅍ ㅎ ㄲ ㄸ ㅃ ㅆ ㅉ
(p) (h) (kk) (tt) (pp) (ss) (jj)
ハングルは上記の母音・合成母音+子音の組み合わせからできています。
これらを組み合わせてみると・・・
ㄱ + ㅏ =가 (ga,ka)
ㄱ + ㅗ =고 (go,ko)
ㄱ + ㅐ =개 (gae,kae)
ㄱ + ㅟ =귀 (gwi,kwi)
のようになり、他のㄴやㄷも同じ要領で母音・合成母音と組み合わせることができます。
『gaやkaはどう違うの?

そう、これがややこしいんですよね。
「ㄱ」「ㄷ」「ㅂ」「ㅈ」にはそれぞれ二通りの読み方が書かれています。
これには濁音化というものが関係していて、ハングルには単語の二文字目以降の音が濁るという規則があるのです。
"자주"を例に考えてみましょう。
これは「chaju (チャジュ)」と読みます。
そして二文字目の"주"がchuではなくjuになっていますよね。
この変化が濁音化と呼ばれるもので、この規則に従って読み方が変わるのです。
『う〜ん。ちょっと難しいなぁ

そう感じた方のためにいつくかアドバイスを

まず、ハングルと発音は必ず同時に覚えるようにしてください。
この時、[ㅜ]と[ㅡ] 、 [ㅓ]と[ㅗ]のようにカタカナでは表せない文字の発音の違いをよく確かめることがポイント。
そうすることでカタカナ読みによる混乱を防ぐことができますよ。
そして何度も繰り返し聞くことが大切です

発音のコツを掴んだら、あとはハングルを読みながらひたすら書くのみ!
最初は大変かもしれませんが、頑張れば必ず結果はついてきます。
諦めずにハングルマスターしちゃいましょう

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