
韓国語の助詞は数も多く少々複雑です…。
中でもパッチムによって形が変わるものは混乱しやすいので注意が必要

例えば「〜が」と言いたい時

パッチムがある場合 → 아이들이 놀러 왔어요.
(アイドゥリ ノロ ワッソヨ)
(子供たちが遊びに来ました。)
パッチムが無い場合 → 이건 내가 만들었던 깃이에요.
(イゴン ネガ マンドゥロットン ゴシエヨ)
(これは私が作ったものです。)
"아이들" のようにパッチムがある場合は「이」、
"내가" のようにパッチムがない場合は「가」が付いていますね。
このように韓国語では「〜が」という言い方が2パターンあります。
もう既に混乱してしまいそうですが、このような変化を持つ助詞はまだ他にもあるんです…

パッチム有 / パッチム無
〜は 는 / 은
(ヌン) (ウン)
〜を 를 / 을
(ルル) (ウル)
〜に (〜へ) 로 / 으로
(ロ) (ウロ)
〜で (として) 로 / 으로
(ロ) (ウロ)
〜と 와 / 과
(ワ) (グァ)
「〜に (〜へ)」と「〜で (として)」のハングル表記は同じですが、
表しているものによって訳し方が異なります。
【例】
場所を表す場合 →다음주에 한국으로 간다.
(タウムジュエ ハングクロ カンダ)
(来週韓国に行く。)
手段を表す場合 →가수로 살아간다.
(カスロ サラガンダ)
(歌手として生きていく。)
これらのようにパッチムの有無で形が変わるものがある一方、そうでないものもあります。
例えば「〜도 (〜も)」

これはパッチムがあってもなくても基本形はそのままです。
パッチムがある場合 → 형도 같이 먹을래?
(ヒョンド カッチ モグレ?)
(兄さんも一緒に食べる?)
パッチムが無い場合 → 너도 같이 먹을래?
(ノド カッチ モグレ?)
(君も一緒に食べる?)
このパターンもいくつかあるので紹介しますね。
〜の →의
(エ)
〜と →하고 ・ (이)랑
(ハゴ・(イ)ラン)
〜に →에
(エ)
〜に →에게
(エゲ)
〜から →부터
(ブト)
〜で / 〜から →에서
(エソ)
〜から →에게서
(エゲソ)
〜まで (に) →까지
(ッカジ)
"에" と "에게" は日本語に訳すとどちらも「〜に」となりますが、何に対して使うのかによって変わってきます。
【例】
物に対して使う場合 → 드라마에 빠진다.
(ドゥラマエ ッパジンダ)
(ドラマにハマる。)
人や動物に対して使う場合 → 친구에게 문자를 보낸다.
(チングエゲ ムンジャル ポネンダ)
(友達にメールを送る。)
同じように"부터 / 에서 / 에게서"も全て「〜から」と訳すことができますね。
これも何を表しているかによって使い分けが必要です。
【例】
時間を表す場合 → 내일부터 시작합니다.
(ネイルブト シジャッカムニダ)
(明日から始まります。)
場所を表す場合 → 한국에서는 어때요?
(ハングケソヌン オッテヨ?)
(韓国ではどうですか?)
人や動物に対して使う場合 → 이건 친구에게서 받은 선물이에요.
(イゴン チングエゲソ パドゥン ソンムリエヨ)
(これは友達から貰ったプレゼントです)
これで全部です。
時間や場所、人や動物などに対する使い分けには注意しましょう

知っている単語で簡単な文を作ったりしながら、徐々に慣れていってくださいね。
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