
韓国語には「〜です」という言い方が二通りあります。
まずは一つ目。
『名詞 + 입니다』
(イムニダ)
これが最も丁寧な表現で、自己紹介や演説時などの改まった場面で使います。
硬い表現なので普段の会話ではあまり使われないですね。
【例】
저는 황태경입니다.
(チョヌン ファンテギョンイムニダ)
(私はファン・テギョンです。)
스물 살입니다.
(スムル サリムニダ)
(20歳です。)
그분은 일본 사람입니다.
(クブヌン イルボン サラミムニダ)
(その方は日本人です。)
가수입니다.
(カスイムニダ)
(歌手です。)
パッチムが付いていても "입니다" の形はそのままです。
発音のコツは「"ム" を強調しないこと」

どちらかというと"ム" よりも "ン" に近い音になります。
"ン" を意識しながら発音してみてくださいね。
そして二つ目。
『名詞 + (이)에요』
([イ]エヨ)
これは先輩など目上の人に対して使う言い方。
에요も敬語ですが、"입니다" よりは柔らかい表現です。
こちらはパッチムがあるかないかで形が変わるので注意しましょう。
【例】
パッチム有 → 팬이에요.
(ペニエヨ)
(ファンです。)
사진이에요.
(サジニエヨ)
(写真です。)
パッチム無 → 내 언니에요.
(ネ オンニエヨ)
(私のお姉ちゃんです。)
우리 팀의 선수에요.
(ウリティーメ ソンスエヨ)
(我々のチームの選手です。)
このように直前の単語にパッチムが付いている場合は『이에요』、
そうでない場合は『에요』が付きます。
こちらのほうが日常的に使われますが、使い分けに自信がない間は "입니다" を使っておくほうが無難でしょう。
発音はフリガナ通りにそのまま読めばOK

ただ、たまに "에요" が "예요" と表記されていることがあるんですよね。
でもこれらは意味も発音も全く同じなんです。
『じゃあどうして書き方が違うの?』とよく聞かれますが、
에요のほうが使用頻度が高い、というだけで大きな違いはありません

逆に "예요" はあまり使わないので、입니다と에요さえ覚えていれば大丈夫です。
この二つは非常に良く使いますから、違いも含めて忘れないようにしてくださいね

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