
韓国語の過去形は簡単なものばかり。
パターンもほとんど同じなので、ちゃちゃっと覚えてしまいましょう

まずは動詞の過去形から。
語幹が「아 (a) / 오 (o)」になっている時。
この場合は全ての語尾に「았어요」が付きます。
原形 過去形 会話体
가다 갔다 갔어요
(カダ) (カッタ) (カッソヨ)
(行く) (行った) (行きました)
오다 왔다 왔어요
(オダ) (ワッタ) (ワッソヨ)
(来る) (来た) (来ました)
알다 알았다 알았어요
(アルダ) (アラッタ) (アラッソヨ)
(分かる) (分かった) (分かりました)
앉다 앉았다 앉았어요
(アンタ) (アンジャッタ) (アンジャッソヨ)
(座る) (座った) (座りました)
ここで갔어요に注目

これは "가(ka)" と "았(ass)" を重ねたものです。
全ての語尾に "았어요" が付くなら「가았어요」になるんじゃ?
と思ってしまいがちですが、"가(ka)" のようにパッチムがない時は
「가 (ka) + ㅆ어요 (ssoyo)」を組み合わせて「갔어요」という形にしなければいけません。
間違えて覚えてしまう方も多いので気を付けてくださいね。
『じゃあ語幹が "아と오" 以外の時はどうするの?』
その場合は全ての語尾に「었어요」を付けます。
原形 過去形 会話体
주다 줬다 줬어요
(チュダ) (ジョッタ) (ジョッソヨ)
(与える) (与えた) (与えました)
쓰다 썼다 썼어요
(ッスダ) (ッソッタ) (ッソッソヨ)
(書く) (書いた) (書きました)
열다 열었다 열었어요
(ヨルダ) (ヨロッタ) (ヨロッソヨ)
(開ける) (開いた) (開きました)
잊다 잊었다 잊었어요
(イッタ) (イジョッタ) (イジョッソヨ)
(忘れる) (忘れた) (忘れました)
要領は語幹が "아 / 오" の時と同じなので感単ですね。
続いて語尾が『〜하다』となっている動詞について。
これを訳すと「〜する」という意味になります。
この場合は直前の語幹が何であっても "했어요" を付けるのみ

原形 過去形 会話体
사과하다 사과했다 사과했어요
(サグァハダ) (サグァヘッタ) (サグァヘッソヨ)
(謝罪する) (謝罪した) (謝罪しました)
말하다 말했다 말했어요
(マラダ) (マレッタ) (マレッソヨ)
(言う) (言った) (言いました)
ここからは名詞の過去形について説明しますね。
【例】
무료였어요. →無料でした。
(ムリョヨッソヨ)
작업중이였어요. →作業中でした。
(チャゴプジュンギヨッソヨ)
パッチムがない場合は 『名詞 + 였어요』、
パッチムがある場合は 『名詞 + 이였어요』となります。
「〜でした」の使い方は日本とほとんど同じ

他にこんな言い方もあるんですよ。
아까까지 학교였어. →さっきまで学校だったの。
(アッカッカジ ハッキョヨッソ)
これをそのまま英語にするとビックリされると思いますが、韓国でなら大丈夫

この文には「さっきまで学校に"いた"」という意味も含まれているんです。
日本でもそうですよね。
安心して使ってください

最後に2点だけ注意事項を・・・
・動詞の過去形では原形から会話体への変化の流れをしっかり覚えること。
・名詞ではパッチムの有無に気を付けること。
以上、これらの点に注意しながら勉強を進めていきましょう。
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