
韓国語の数字は固有数詞と漢数字の2パターン。
「ひとつ」や「いち」のように数え方が違うのと同様、韓国でも使い分けが必要です。
【漢数詞】
生年月日・値段・長さ・重さなどを表す場合に使います。
1 →일 百 →백
(イル) (ペク)
2 →이 千 →천
(イ) (チョン)
3 →삼 万 →만
(サム) (マン)
4 →사 億 →억
(サー) (オク)
5 →오 兆 →조
(オー) (チョー)
6 →육
(ユッ)
7 →칠
(チル)
8 →팔
(パル)
9 →구
(ク)
10 →십
(シッ)
11以降は十の位と一の位を組み合わせて作ります

14の場合は「じゅう+よん」だから『십사』
25の場合は「に+じゅう+ご」だから『이십오』
こんな風に考えると覚えやすいですよ

[例]
일월 구일 →1月9日
(イルウォル クイル)
오만 구천 팔백 사십이원 →59842ウォン
(オーマン クチョン パルベク サーシビウォン)
이미터 삼십센티 →2メートル30センチ
(イーミートー サムシプセンチ)
칠킬로 →7キロ
(チルキロ)
【固有数詞】
年齢・個数・人数などを表す場合に使います。
ひとつ →하나 とお →열
(ハナ) (ヨル)
ふたつ →둘 20 →스물
(トゥル) (スムル)
みっつ →셋 30 →서른
(セッ) (ソルン)
よっつ →넷 40 →마흔
(ネッ) (マーフン)
いつつ →다섯 50 →쉰
(タソッ) (スィン)
むっつ →여섯 60 →예순
(ヨソッ) (イェスン)
ななつ →일곱 70 →일흔
(イルゴッ) (イルフン)
やっつ →여덟 80 →여든
(ヨドルッ) (ヨドゥン)
ここのつ →아홉 90 →아흔
(アホッ) (アーフン)
100以降は漢数詞と同じ

その他の細かい数字は
열 하나=11 / 스무 둘=22 / 서른 셋=33
のようにこちらも十の位と一の位を組み合わせて作ります。
[例]
스물 다섯살입니다. →25歳です。
(スムル タソッサリエヨ)
이것 하나주세요. →これ一つください。
(イゴッ ハナジュセヨ)
두개 주세요. →二個ください。
(トゥゲ ジュセヨ)
세 명이에요. →三人です。
(セー ミョンギエヨ)
数詞の後ろに"〜個"などの助数詞が来るものは形が変わるので要注意。
하나=한 / 둘=두 / 셋=세 / 넷=네 / 스물=스무
このように変化します。
忘れやすいので気をつけてくださいね。
ちなみに「いち、にの、さん!」という掛け声。
皆で重いものを持ち上げる時などに良く言いますよね

韓国語では「하나, 둘, 셋!」となり、この場合も固有数詞を使うんです。
(ハナ、トゥル、セッ)
頻繁に使われるので覚えておくと便利ですよ

そして数詞の中で最もややこしいのが時間の表し方。
この場合は漢数詞と固有数詞を組み合わせて作らなければならないんです。
[例]
힌시 일분 →1時1分
(ハンシ イルブン)
두시 이분 →2時2分
(トゥシ イーブン)
다섯시 오분 →5時5分
(タソッシ オーブン)
「〜時」には固有数詞、「〜分」には漢数詞が使われていますね。
少々複雑ですが、数詞は積極的に使いながら慣れていくのが一番。
数字のハングル表記は翻訳機にかけても出てこないので自力で覚えるしかありません

旅行の際にも役立ちますから、事前にしっかり勉強しておきましょう。
韓国語が口から出てくる!ハングル勉強法はこちら
