「어떻게」
「어떡해」
これらは2つとも「オットケ」と発音します。
発音が同じで書き方も似ていますが、それぞれ違う意味を持っているんです。
また、その発音にも要注意。
カタカナで書くと"オットケ"になるのですが、
実際の発音は、"ト"と"ケ"の間に「t」を入れたような音になります。
この点を踏まえた上で、2つの「オットケ」について勉強していきましょう。
【어떻게】
これは方法や手段を表す場合に使う言葉です。
「どう」「どのように」「どうやって」など訳し方は様々。
[例]
다 먹어 버렸다・・・어떻게 하죠.
(タ モゴ ボリョッタ・・・オットケ ハジョ)
(全部食べちゃった・・・どうしましょう。)
이 선물을 어떻게 주면 좋을지 생각하고 있어.
(イ ソンムル オットケ チュミョン チョウルジ センガカゴ イッソ)
(このプレゼントをどうやって渡せばいいのか考えてるの。)
앞으로 어떻게 될지・・・
(アプロ オットケ ディルジ・・・)
(これからどうなるんだろう・・・)
이건 어떻게 만들 수 있을까요?
(イゴン オットケ マンドゥル ス イッスルッカヨ?)
(これはどうすれば作れるのでしょうか?)
ついでに連体形の使い方も覚えちゃいましょう。
連体形の場合は「어떤」を使ってくださいね。
[例]
어떤 음식을 좋아해요?
(オットン ウンシグル チョアヘヨ?)
(どんな食べ物が好きですか?)
평소에는 어떤 음악을 들으시나요?
(ピョンソエヌン オットン ウマグル トゥルシナヨ?)
(普段はどんな音楽をお聴きになるんですか?)
【어떡해】
「어떡하다」が原形で、「どうする」という意味になります。
「どうしよう」という意味として単独で用いられることも多いですね。
[例]
많이 틀려 버렸다・・・어떡해〜
(マニ トゥリョ ボリョッタ・・・オットケ)
(いっぱい間違えちゃった・・・どうしよう〜)
어떡해야 되요?
(オットケヤ デヨ?)
(どうすればいいですか?)
어떡하지.
(オットカジ)
(どうしよう。)
앞으로 어떡하나.
(アプロ オットカナ)
(これからどうしようかな。)
"어떡해"も"어떡하지"も「どうしよう」と訳されますが、若干ニュアンスは違っています。
「어떡하지」は
『どうするべきか』
『どうしたらいいんだろう』
と独り言を言う時に使われる率が高いですね。
一方、「어떡해」は独り言でも話し手がいる時でも使うことが可能。
ただ、"어떡하지"のほうが自分への問いかけに使うことが多めです。
一人でいる時に使うことが多く、
길을 잃어 버렸다・・・어떡하지?
(キル イロ ボリョッタ・・・オットカジ?)
(道に迷っちゃった・・・どうしよう?)
のような使い方をする場合もあるので是非覚えておいてくださいね。
"オットケ"は困った時に使えるので、旅行の際にも助けになる言葉です。
頑張ってマスターしましょう!
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