「またね」や「また会おう」など別れ際に使えるフレーズをご紹介します。
使い分けが必要なケースもあるので、その点にも注意しながら見ていきましょう。
【뵈다(ぺダ)が付くもの】
뵈다は「お目にかかる」という意味を持った単語。
目上の方(先生や上司)に対して使う最も丁寧な表現ですね。
日本語でいうと「またお会いしましょう」にあたる言い方になります。
또 봬요.(ット ペヨ)
또 뵙시다.(ット ペプシダ)
다시 봬요.(タシ ペヨ)
다시 뵙시다.(タシ ペプシダ)
ここで一つ注意点。
発音は同じですが、"뵈"→"봬"に変化する場合があります。
非常に形が似ているので書く時は気をつけましょう。
他に、「다음에 또 뵐게요〜.」
(タウメットペルケヨ〜)
(またお伺いしますね〜)
のような言い方もあるので是非覚えておいてください。
【만나다(マンナダ)が付くもの】
基本的に만나다は「会う」という意味で使われています。
■目上の人に対する『また会いましょう。』
또 만나요.(ット マンナヨ)
또 만납시다.(ット マンナプシダ)
다시 만나요.(タシ マンナヨ)
다시 만납시다.(タシ マンナプシダ)
■友人または年下の人に対する『またね(また会おう)』
또 만나.(ット マンナ)
또 만나자.(ット マンナジャ)
다시 만나.(タシ マンナ)
다시 만나자.(タシ マンナジャ)
「또」が付いてるものは日本語の「またね」と同じ感覚で使うことができます。
そのため「또 만나/또 만나자」も日本語でいう「また会おう」「また会おうね」くらいの違いしかなく、どちらを使っても大差はありません。
一方、"다시"が付く場合は要注意。
場合によって使い分ける必要があるんです。
以下の二つの例文を見比べてみましょう。
@또 시작한다.
(ット シジャカンダ)
(また始める。)
A다시 시작한다.
(タシ シジャカンダ)
(また始める。)
日本語にすると同じ文章でも
@には、"新たに"始めるというニュアンスが含まれており、
Aには、一旦中断していたことを"再び"始めるというニュアンスがあります。
例えば既に読み終わった本を「また読む」のなら『또』、
読みかけの本を「また読む」のなら『다시』。
とこんな風に細かい使い分けが必要です。
"다시 만나."を使うシチュエーションとしては・・・
『毎日会うわけではない友人と旅行の計画を立てるために集まったものの、
結局どこに行くのか決まらず、また会って話し合いをする必要がある。』
などといった場合に使うことができますね。
また、"만나요"には"付き合う"という意味も含まれているため、
以前交際していた方に「다시 만나요.」と言うと
「もう一度会いましょう(付き合いましょう)」という意味になることもあります。
【보다(ポダ)が付くもの】
보다は「見る」を表す言葉です。
「顔を見る→会う」に置き換えて考えてください。
■友人または年下の人に対する『またね(また会おう)』
또 봐.(ット パ)
또 보자.(ット ポジャ)
다시 봐.(タシ パ)
다시 보자.(タシ ポジャ)
これらは頻繁にいつも会っている人に対して使います。
『また明日学校で〜』みたいな感じですね。
「내일 또 봐〜」って言ったりもしますよ。
(ネイル ット パ〜)
(また明日ね〜)
ただし、"親しい"年上の方に対しては「또(다시) 봐요.」を使ってください。
先生や会社の上司の方に言うのは好ましくないとされているので要注意。
【그럼(クロン)】
그럼は本来「それなら/では」を表す言葉なのですが、
単独で用いる場合は"またね"という意味になります。
日本語で表すと「んじゃ。」に近いニュアンスですね。
電話を切る時なんかに使われる軽い挨拶だと思ってください。
ちなみに、「じゃあまたね〜」のように"じゃあ"を付けたい場合は・・・
자, 또 만나. / 자, 또 봐. / 자, 그럼.
(チャ, ット マンナ) (チャ, ット パ) (チャ, クロン)
のように『자(チャ)』で表すことができます。
このような言い方もあるので是非使ってみてくださいね。
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