韓国料理は、家庭で簡単に作れるものが多いですが、作り方を韓国語で表現するとなるとちょっと難しいですよね。
調理用語を覚えて、韓国語のレシピが読めるように、また、韓国の方から直接作り方を伝授してもらえるようになりましょう
(1)調理用語の基本
・썰다(ソルダ):切る
・무치다/버무리다(ムチダ/ポムリダ):和える
韓国のおかずには、“和えた物”が多いのが特徴で、小さく切った野菜と調味料・薬味を手で混ぜ合わせる手法はよく使われます
名詞化すると、무침(ムチム):和え物の意味です。
例えば、콩나물무침(コンナムルムチム):豆もやしの和え物、시금치무침(シグムチムチム):ほうれん草の和え物、오이무침(オイムチム):キュウリの和え物などが定番ですね。
・볶다(ポッタ):炒める
これも調理法が簡単で、且つ、色々な食材を組み合わるとバリエーションが増えるため、韓国料理ではとても頻繁です。
同じように、볶음(ポックム):炒め物は名詞になります。
鍋料理のシメにご飯を入れるお馴染み볶음밥(ポックンパッ):炒めご飯の他に、버섯볶음(ポソッポックム):きのこの炒め物、애호박볶음(エホバッポックム):韓国かぼちゃの炒め物などが有名です。
・조리다/끓이다/졸이다(チョリダ/クリダ/チョリダ):煮る/煮立てる/煮詰める
・갈다(カルダ):すりおろす
・으깨다(ウッケダ):つぶす
主要な韓国料理にはほぼ使われている“にんにく”は、“すりおろす”か“つぶす”かのどちらかで使うことが多いですので、この2つの動詞は覚えておきましょう。
・담그다(タムグダ):漬ける
韓国の伝統食品の1つ“キムチ”がありますが、これは담그다(漬ける)と言うんですね。
名詞になると장아찌(チャンアチ):漬け物になり、他には、마늘장아찌(マヌルチャンアチ):にんにくの漬け物、무장아찌(ムチャンアチ):大根の漬け物などがあります。
(2)料理でよく出てくる表現
・거품을 제거하다.(コプムル ジェゴハダ):あくを取る。
直訳すると、「泡を取り除く」ですが、このフレーズを使うことが多いです。
・물에 담가 두다(ムレ タムガドゥダ):水にさらす
下ごしらえの用語としてよく出てきますので、覚えておいてください。
・맛을 보다.(マスル ポダ):味見をする
特に、様々な調味料を混ぜ合わせて作る特徴を持つ韓国料理は、料理の途中で味見をすることは必須です。
・간을 보다.(カヌル ポダ):塩加減を見る。
味見をする表現で、このフレーズも韓国語ではよく使われますので、知っておきましょう。
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